Resolume6のβ版が公開されました!
「Arena」と「Avenew」ともに新しいナンバリング「6」となりVersionが公開されてます。
■現在の最新Versionは7になります。最新のメジャーアップデート情報はこちらをご覧ください。 |
公式サイトはこちら
今回は素晴らしいアップデート内容になってます。まずは概要から
・いまさら64bitに対応!
→メモリ使用の壁と使用コアに制限がなくなり、パフォーマンスがかなり良くなりました。
→これにより同じスペックのPCでも多くのレイヤーや、高い解像度での動画再生が可能になってます。
→ちなみにszkのVaioZCanvasにおいては今まで8レイヤーで13fpsだったものが、16レイヤー30fpsまで可能になってます。すごい!
→起動と終了が爆速になりました。今まで30秒かかってたものが5秒程度。
・H.264の映像、拡張子がMP4の映像に対応!
→今まで.movファイルしか読み込めず、さらにCodecはDXVというResolumeがサポートする動画しか再生できませんでした。この度ついにMP4/H.264Codecの映像が再生可能に!やったー!これでアニクラVJもResolumeでできるね!
・Gifアニメーションの再生に対応!
→これでResolume使ってぽつねん氏がVJプレイできるように!
・デッキの切り替えが超高速に!
→今まで一度切り替えるのに30秒かかっていたデッキ(素材のグループ)の切り替えがノータイムで終ります!
→これにともない「永続クリップ(PersistentClip)」の機能が追加しました。
これを指定したクリップはデッキを移動しても切り替わりません。
resolume使いならわかるはずだ…これがどんなに凄く、素晴らしく、ヤバいことかってことを…!! pic.twitter.com/vdUdbhI0So
— 天国へつれてかれたVJszk (@szkP0151) 2017年9月22日
・ソース、エフェクト、素材の検索機能が搭載!
→今までアルファベット順で目ソートしていたエフェクトを選ぶのが楽になります!
→エフェクト名をちゃんと覚えてる人はこれかなり便利ですね
・ジェネレーター系の新しいソースが多数追加!
→ついにテキストジェネレートができるようになりました!しかもPCに入ってるフォントなら2Byte文字含めなんでも使える!
→ソースとしてVideoRouterが追加!これは「3レイヤー目にセットすると、指定したレイヤーの映像を3レイヤー目として表示する」ような動作ができるます。
→本来エフェクトをかけてないレイヤーにエフェクトをかけるときとかに便利
・タブ、クリップ、コンポジションに対して色分けができるようになりました!
→トンネル系は赤、実写は青、みたいな色分けが可能になってます。
超カラー
・メディアマネージャー機能の搭載
→現在のコンポジションに読み込まれたファイルの状況を確認できます。
・コンテンツロック機能の搭載
→レイヤーに対して「現在のコンテンツでロックする」(Lock Content)選択肢が追加されました。
・グループ機能の搭載
→レイヤーをグループ化する機能が搭載しました。
これがすごいのは「Groupに対してもダッシュボードが搭載される」ということです。
どちらかというとプロジェクションマッピング向けの機能ですね。なのでArenaのみの機能です。
ちなみにこんな感じになります。
・アニメーションに対して線形補正(エンベロープ設定)が可能に!
→エフェクトの動作やその他いろいろなフェーダーに対して線形補正が可能になりました。
なぜかスケールとかにもつけれるぞ!
・レイアウトがかなり柔軟にできるように
→今までResolumeのレイアウトは決まったものでしたが、表示/非表示含めてかなり柔軟に、さらにプリセット作って保存までできます。
こんなレイアウトにも可能に・・・!
・MIDIコントローラーの設定が柔軟に
→細かく設定できるようになりました。これでやっとターンテーブルにも対応したかな?(まだ試してない)
→光るMIDIキーボードに対して色が設定可能に!
→よろこべAPC40Mk2の民!
→MIDIアサインのプリセットを保存可能に。さりげにうれしい
ってデフォルトプリセットにAPCとNanoKontrol2入ってるじゃないですかー!
わかってんなResolume…
と、まだまだ細かい機能はたくさんありそうですが、それは今後各機能ごとに記事にできたらなーと妄想しつつ今日はここまでとします。