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Resolume基本操作メモ「trigger style」


VJ Software Resolume基本操作メモ。
今回は「trigger style」についての説明です。

trigger styleって?

そもそもの「trigger style」なんですが、基本知識としてResolumeにおいてClipを選択し、映像を流すことを「トリガー」と呼んでます。
まぁ、説明書やリリースノートだと全然使われてなかったりするんですが…

その「トリガー」を行うときの動作設定を行えるのが「trigger style」です。
trigger styleはClipごとに設定が可能です。
また、compositionの設定でデフォルトのtrigger styleを設定することも可能です。
※Resolumeの基本設定のDefaultsでは変更できません。

今回は2020年12月リリースのv7.3.1で追加されたスタイルも含めて以下で紹介します。

スタイルの種類について

まずは各種trigger styleの説明について。
現在v7.3.1では3つのtrigger styleが用意されています。

Normal

Clipをクリックすると再生動作をします。
もう一度押したときに「最初から再再生」される動作をします。

toggle

Clipをクリックすると再生動作をします。
もう一度押したときは「停止」します。
※v7.3.1以降

Piano

Clipをクリックしただけでは再生しません。
ホールド状態である場合に再生を行い、「指を離すと停止」します。

それぞれの実際の動作を▼下に表示しました。

設定方法

以下は設定方法について。
大きく分けて2つの設定方法があります。

A.Clipから設定を行う。

基本的にはこちらの方が使う機会は多いのかなと思います。

1.Clipの上で右クリック
2.Triger Style→表示された4項目から選択

です。

ここでは上記で選択した3つの他、いわゆる「composition設定に従う」である「Composition Determined」が存在します。
デフォルト設定はこのcomposition Determinedです。
また、Composition設定自体のデフォルト値はNormalなので、人口としてはNormalで使っている人が多いと思います。

B.composition設定から行う

こちらの設定は上記で紹介した「Composition Determined」の設定を変更するものです。
「僕毎回Pianoしか使わないよ!一々読み込んだClipに設定するの面倒臭い!」という人はこちらから設定してみましょう。

1.メインメニューから「Composition」→「Clip Trigger Style」を選択。

こちらは紹介した3種類のみですね。
「上記の”Composition Determined”はここで選択したTriger Style」が即時反映されます。

使い方等

さて、使いどころですがVJのプレイスタイルにかなり左右されるかと。
基本的にはNormalで問題ないと思いますが、例えばtoggleは再生→停止を行う配信や映像出力のみのオペレーションの際は無難な設定ですし
PianoはMIDIキーボードなどを接続してジェネレーション系の素材と一緒にResolumeをVDJとして使うときに利用できそうです。
また、おしてるときだけ機能させたいstrobeエフェクトなどを使うときもPianoのほうが操作しやすいかと思います。

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