こんにちは、VJチーム SabaLeoNの szkです。
そういえばこういう記事書いてなかったなぁ、と思い立ったのでVJの基礎の基礎の話をば
VJとは
所説ありますが、元々はVHSの時代にDiscJockey(ディスクジョッキー=DJ)に対するVideoJockey(ビデオジョッキー=VJ)となった説が有力。
ただし、1980年代当時はプロジェクターなどの投影機材が高価であり、映像以外にも花火やライティング、舞台装置等様々な空間演出を行ったこと、
そしてVHSからDVD、そしてPCによる空間演出が大頭してきたことによりVisualJockeyとも呼ばれるようになったというのが定説です。
その他のVJ
また海外ではラジオDJに対し「それではVTRをどうぞ」とVideoを再生するTV番組の司会者に対してVJと呼ぶ文化もあったそう。
こちらは日本ではあまりメジャーではないかと思います。
VJの種類
厳密に定義されているわけではないですが、「VJ」の役割は場所によって微妙に異なります。
自分がなりたい「VJ」がどれなのか見定めておきましょう
VJ(クラブVJ)
クラブでDJが流す曲に対して”その場で映像をミキシング投影する”スタイルのVJ。
クラブでは基本的にセットリストが無いためこのスタイルになる。
ただカウントダウンパーティ等で映像のポン出しを行うこともゼロではない。
VJの語源的には最も古いタイプのVJといえる。
VJ(ライブVJ)
TV出演するアーティストレベルのライブや、またある程度のセトリが決まっているような超大型野外レイブパーティ等
“セットリストが存在し、その時最も効果的に映像演出を行うために事前に映像を作成しポン出しする“スタイルのVJ。
大きなイベントになるほど分業化されていき、「実際に映像を作る人をVJ」「当日映像を流す人をメディアオペレーター」と呼んだりもする。
ここらへんはパーティや各VJによってスタンスが違うため、一意に何か決まったルールがあるわけではない。
その特性から大型案件が大きく、趣味でやるには厳しい世界かもしれない。
日本での「VJ」はおそらくここから始まっているハズ。。。
VJ(アニクラVJ)
上記2つからするとかなり特殊な立場のVJ。
アニメソングに対してそれに合致するOP/ED映像をポン出しするのが基本スタイル。
多様化した結果「確実に1秒狂わず音に映像を合わせる=リップシンク」や「あえて少しずれた映像を出す=大喜利」といった独自技術文化を形成している。
多くのサブカルチャー知識と映像素材が必要でハードルが高い。
そのため最近人材不足だとか
もちろん、どれが優れているかとか、どれがいいとかは無いです。
どのVJになりたいかは皆さん次第だと思います。
もちろん、長く続けているとすべてのフィールドに足を突っ込む可能性もゼロではないと思います。
現に案件の規模は関係なく、szkはクラブVJ4:ライブVJ5:アニクラVJ1未満 くらいの割合な気がします。
VJになるには?
なんとなく最近VJになった人は大体巻き込まれがたの方が多い気がしますが、、、
この記事や周りの人の影響で万が一「VJをやりたい」と思った場合の必要なものを記載します。
機材関係
一般的なVJであればPC1台あればOKです。
ただ過去に花火上げたりしてたこと考えると必ずしもPCじゃなくてもいいんじゃないかなと思います。
詳しくはこちらを参照ください。
きっかけ関係
いろいろルートはありますが、最後に物を言うのは人とのコミュニケーションだと思います。
Twitterで「VJ」で検索すると、どこにこんなに生息しているんだと思うほどのVJの方々が日々議論を交わしているので
実際に彼らが現場でVJをする場所に赴き仲良くなるもよし。
Twitterで仲良くなってから現場で親睦を深めてもよし。
これがVJと仲良くなって誘ってもらうパターン。
そして、自分が好きなパーティに足を運び直接DJやオーガナイザーと仲良くなって呼んでもらうというパターンもあります。
とにもかくにも「自分の存在を認知してもらえない」ことには、始まりませんので色々なイベントにまずは参加してみましょう!!
次の記事:現場に行く前に言葉の意味について学びましょう!