SabaLeoN szkです。
今回は自作PCの視点から”VJのノートPC”について考察していこうと思います。
追記:Nvidea製GPUを搭載したMac Bookの記載が誤っていたため訂正
◆使えるソフトから決める
大きく分けてここがVJ用ノートの分かれ目だと思います。
まず、使いたいソフトがあるとき(ソフトのライセンス譲渡等)はそれを主軸に決めるべきでしょう。
ちなみにWindowsとMacでそれぞれ使えるソフトウェアは以下の通り
Mac | VDMX coge Module8 Resolume GrandVJ VirtualDJ |
Windows | Resolume GrandVJ VirtualDJ |
Macのほうが圧倒的に使えるソフトウェアの種類が多いです。
siphonが使えること等も含めるとMacのほうが総合的にも有利だと言えます。
◆スペックから決める
Macのスペックで満足がいかない場合、あるいは自作ソフトウェアの使用などでGeforce系のGPUが必要な場合Windows機という候補が上がってきます。
(あるいは宗教的な理由でMacが使えない場合)
Mac(MacBookPro)のGPUは2011年モデルを最後に2012~2014年モデルを最後に現状AMD製のGPUとなっています。
Geforceシリーズが使いたい理由がある場合はWindowsの選択肢が現実的です。
・モバイル版GTXについて
Windowsのゲーミングノートに搭載されているGTXは自作PCユーザー以外にはわかりづらい仕様があります。
型番の最後に「M」がつくかどうかが大きな違いです。
Mシリーズはモバイル向けで、性能を大幅に下げるかわりに消費電力と熱量を下げているモデルになります。
(それでもめちゃくちゃベンチマーク性能高いけど)
このシリーズは感覚的には「グラフィックボード」より内蔵GPUのほうが近いでしょう。
GTX9xx世代まではノートPCにはこのM付のモデルが搭載されています。
一方GTX10世代はMモデルがなくなっています。
性能差は多少あれどノートPCにGTX10世代のGPUが搭載されていた場合は基本的にデスクトップ版GTXと同様のものと考えて問題はないそうです。
もし、Windows機を購入する場合、価格と性能差を比較してから購入したほうがよさそうです。
参考:http://ascii.jp/elem/000/001/213/1213009/
◆まとめ
何も考えずに脳死で購入する場合はMacのほうが間違いはないです。
スペックを重視して変態プレイをしたいのであればWindowsもいいかもしれません。
GrandVJのみの話ですが、MP4はCPU性能が高い&GPU代理レンダリングがついているならそこのスペックで多少有利になるため
Geforce搭載のWin機のが有利になる場合があると思います。
また、Resolumeは推奨されているDMXコーデックを使う場合はCPU、GPU共にスペックを必要としないためOS的にはWin/Mac双方で遜色ありません。
(Resolume6からMP4が使えるようになりましたが、MP4を読み込みまくると動作が微妙に不安定なのであまり使ってません。検証せな・・・)
いろいろと書きましたが最終的には自分のプレイ次第&お気に入りとなる機器が見つかるか、です。