VJ Software Resolumeエフェクトメモ。
今回はSnowlyについて紹介します。
概要
その名前の通り「雪を降らせる」というエフェクト。
かつて存在しましたが、R7のv7.1.0から復活したエフェクトです。
エフェクトよりもジェネレーション系のsourceのような動きをする一見変わったエフェクトです。
また、それなりにGPUの負荷も食うので気をつけましょう。
ダッシュボードの画面
Size:
デフォルトは1.最低1、最高は2です。
振ってくる雪のサイズを変更するパラメーターです。2の方が大きい。
1(画面左側)と2(画面右側)の比較。
Speed:
デフォルトは1。最低0.2、最高は5です。
雪が降ってくるスピードを変更するパラーメーターです。
数値が大きいほど早くなります。
最小値と最大値の比較。
Amount:
デフォルトは010です。最低は1、最高は200.
1秒当たり何個の雪を降らせるかという設定。
Spread:
デフォルトは0.25です。最低値は0.01.最高値は1.00
この数値の変更を行うと「雪の真っすぐ落ちてくるかどうか」を決定できます。(0.01で雪は直線で落ちてくる。)
Threshold:
デフォルトは0.50です。最低値は0.25.最高値は1.00
アルファ値のある映像に対して「どれくらい積もるか」を決定できるパラメーターです。
実際に使った画面
このエフェクトのおもしろいのは「アルファ付き素材に適応するとアルファで無いところに雪が積もる」というところ。
なので上の素材を一時停止して放置するとこんな感じに雪が積もってくる。
だからどうしたという話でもあるんですが、面白系エフェクトとして使うのはありかもしれません。
ちなみにこのエフェクトにKaleidoscopeを適応するだけで1素材として使えます。
尚このエフェクト1つでGPUをそれなりに食うので使いすぎには注意しましょう。