こんにちは、szkです。
VJを始めるにあたり、「当日まで何すればいいんだよ!」「というより当日もどうすりゃいいんだよ!」という人向けに記事を書きました。
こういう記事であまり思想を押し付けたくない+szkの独断と偏見も入ってるので、あくまで参考程度だぞ!
ちなみに「クラブVJ編」と書きましたが主にここで紹介するので初心者の方がまず行くことになると思われる、小箱での動き方になります。
クラブVJでもAgehaなどの大箱やパーティ野外レイヴ、合併によるイベントでは多少動きが異なる場合があるのでご留意をば。
オファー
szkへのオファーはこちらのページを参考にTwitterとかでやっていただければOKですが。
正直このページからオファーが来たことはほとんど無く、大体は「よしみ」で呼んでいただけるケースがほとんどです。
こちらの記事でも記載した通り、まずは自分が興味のある界隈のイベントに足を運ぶことをお勧めします。
客として足を運び、「ここ、もっと楽しくできそう!良くできそう!」みたいな感性が働けば勝ちです。今日から君がVJだ!(暴論
ちなみに私はSabaLeoNが出来る前にSabaLeoNリーダーのEYOが「人手が足りないから出てくれ」という無茶ぶりからVJを始めてたりします。
なので、もしかすると当時そんなに意欲の高いVJじゃなかったのかもしれません、人生何があるかわからないですね。。。
当日まで
はい、では、そういうことでね、オファーが来たとして、当日までの準備をやっていきたいと思います。(Youtuber並みの枕言葉)
これはあくまで個人的な意見というかモットーなんですけど、「演出ができないVJは存在価値0」だと思ってます。
映像が出なかったら前で踊るとか、MCするとか、花火打ち上げる※1とか、酒飲みまくって箱にお金落としてお茶を濁すフロア温める※2とか腕にシルバー巻くとかさァ!
※1消防法は遵守願います。 ※2お酒は20歳になってから、容量用法は守ってお楽しみください。
私はそこまで体張れないので、ちゃんと映像出します。そのためには、なので当日までの準備もしっかりするべきです。
あっ、イベントの告知も忘れずにね!
入り時間の確認
この確認は非常に大切。
遅刻したり設営が間に合わないのでは画を出すも何もありません。
通常は「オープンの1時間前」がセオリーですが、ライブなら「リハがあるからさらに2時間前」とかクラブでも「前のパーティの都合で設営が30分しかできない」とかイレギュラーは発生します。
事前にわかっていればどれも対処できると思うのでここは確実に抑えておきましょう。
ちなみに、慣れてきてオーガナイザーと仲が良くなってきたりするとデフォルト30分前到着とかになる。
悔い改めよう。(自責の念
それと初めて行く箱の場合は移動時間も考慮しましょう。
小箱だと結構奥まった場所にあったりするので迷子になりやすいです。
機材
機材的な部分についてはINOMUSICAさんのブログにあるこちらの記事で大体のことが書いてあるのでお勧めです。
また、当ブログでも必要なものとして機材リストを紹介しているので良ければ参考にしてください。
INOMUSICAさんの記事でも記載がありますが「箱のプロジェクターがあるか/無いか」「端子は何か」は押さえておいた方がいいと思います。
さらに「オペレーションエリアとプロジェクターまでの距離」あたりも抑えておくと間違いないです。
私は、始めていく箱だと不安すぎて10mケーブル2本+V4EXとかいう装備になって「VJさんは機材が多いねぇ」と他の演者から言われがち。
撤収に時間がかかるの!ほんとごめんなさい、頑張って撤収するからぁ!
その他Windowsな方はWindowsUpdateを済ませて置いたり、VJソフトのアップデートを済ませておくといいかもです。
Resolumeの場合は30日インターネットにアクセスしないとライセンスが切れちゃうので注意です。
素材とか
素材が足りないなぁと思ったら集めておきましょう。
VJ素材は買うもよし、拾うもよし、自分で作れると強いですね。
TwitterやVJが集まるとネタで「Beepleだ!捕まえろ!」と言われたりしますが、正直Beepleは最高に使いやすいので初心者の人はどんどん使っていいと思います。
いずれ本当のBeeple素材の使い方が見えてくると思います。
国内だと最近はBoothが熱くなり始めたみたいですよ。
あとは、SabaLeoNの公式サイトの一番下から無料素材を配ってたり、szkもBoothで素材頒布してるので良ければ使ってください!(突然の広告
そして自分で素材を作れる方はパーティロゴをオーガナイザーからもらっておいてモーションロゴとか作ると非常に喜ばれます。
こういうやつですね。
その他
慣れないうちは前日に酒は飲むな!死ぬぞ!(切実
慣れると普通に現場を梯子したりもするんですけどね。。。無理しない程度に
当日
はい、当日です。大切なのはまずは寝坊しない事です。
忘れ物無し!集合時間ヨシ!では出発!
初めて行く箱だと“中にやたらステッカーが貼ってあるアングラ感あふれるエレベーター”や“看板に階数が書いてなかったり”とか“そもそも看板が読めなくて気が付けない箱”とか“入口の前が喫煙所で既に演者の方が談笑してたりして焦る箱”などなど色々ありますが、勇気をもって店内に踏み込みましょう。
GoogleMapの住所を信じろ!
到着後
付いたら挨拶から、とりあえず「おはようございます!」と朝でも昼でも夜でも言っておけばいいと思います。
初対面の人が多い場合は「VJの〇〇です!よろしくお願いしますー!」と入店すればOKです。
ここからがVJの本番です。
設営
設営の詳しい記事は別途書こうと思っていますが、大体の流れは以下の通り。
また、自分以外にもVJがいる場合は割り振りも決めておくと後がスムーズです。
・VJブースの場所の確認
・プロジェクターのケーブル端子の場所
・プロジェクターが設置されていない場合は箱のスタッフにお願いする
・ミキサーの設置とプロジェクターとの接続
・ミキサーからプロジェクターに映像が出るかどうか確認
・自分の機材の展開とミキサーへの接続
・プロジェクターに画が出るか最終確認
・必要に応じて養生
これを限られた時間で行うのがVJです。
また、設営をしながら本日の挨拶が始まったりするので参加したり自己紹介しましょう。
オープン時間の前までに画が出たら職務を全うしたと思ってOKです。
あとはお酒飲んでVJして楽しみましょう。
パーティ開催、VJプレイ中
君は自由だ
クローズの後
パーティが終わってオーガナイザーから「ありがとうございましたー」とクローズ宣言されたら画面を黒に落とします。
(絵が出てるとアンコール的な演出があると思われたりするので)
お客さんが全員退出したら(或いは雰囲気的にOKなら)撤収の開始です。
ここもタイムアタックです。
基本的には「自分が来る前と同じ状態」に原状復帰できればOKです。
以下は覚えておくと良いこと
・プロジェクターをしまうかどうか確認
もしかすると連続してパーティがあるかもしれません、その時はプロジェクターはしまわなくてOKなので箱のスタッフやオーナーに確認しましょう。
・自分の機材じゃないケーブルは八の字巻きにする
八の字巻きはケーブルを傷めない放送業界のケーブル収納方法。覚えておくといいですよ。
・養生テープのはがし忘れ
ありがちなので、はがしたゴミは持ち帰りがベストですが箱で処分してくれることも多いので相談してみるといいかもです。
・忘れ物
忘れやすいもの「HDMIケーブル(人に貸した奴)」「養生テープ」「Wifiモバイルルーター(窓際に置いた時)」「VJプレイ中の閃き」
最後のやつはお酒飲んでるとどうしようも無いので、他の機材は忘れないようにしましょう。
帰宅
家に帰るまでがVJだ!
帰りの電車でパーティのハッシュタグ付けてありがとうございました!と呟けばVJのお仕事おしまい!また頑張ろう!
帰宅後には機材の整理をしておくと次回のミスが減らせるぞ!
おわりに
これからVJを始める方は参考にしていただければと思います。
そしてVJ以外の人はこの記事で「VJの生態」みたいなものを感じ取っていただければ幸いです。
やることも多いVJですが、VJは楽しいのでみんなVJやろうな!
ちなみにライブでVJする場合は、今回の動きとはまた別の動きになってくるのでそれはまた後日。。。
おしまい
無くしがちな機材たちは終わった後に確認して買っておきましょう。