こんにちは、SabaLeoN szkです。
ResolumeのVer6.1.1がリリースされています。
リリースノートの翻訳は後程行いますが、それよりも今回のアップデートは付属ソフトであるAlleyがヤバい。
ブラックフライデー前に「Resolumeはコーデックの変換がなー」という人たちを的確に狙い撃ってきました。
■Alleyって何よ
Resolumeで推奨される動画拡張子、DXV。
圧縮率の低いコーデックで、低いスペックでも滑らかに映像を再生できるのが特徴です。
ですが、今までは「エンコードにAdobeEncoreder+QuickTime+プラグインが必要」。
そして2018年はAdobeがQTのサポートを終了したことで「CC2018以降に限りAdobe+プラグインが必要」とその仕組みが複雑化していました。
それにより、Resolumeに移行する際の最も高いハードルといっても過言ではなかったと思います。
そして再生もしかり、Resolume5まではDXV拡張子のファイルは「Resolumeで開く」か「Adobe Bridgeで開く」必要がありました。
が、Resolume6リリースと共に生まれたAlleyはそんなめんどくさいDXVファイルを直接再生できるという優れたプレイヤーだったのです。
そして、今日、Alleyはさらなる進化を遂げます。
■AlleyにDXVエンコード機能が搭載!
これはResolume王国民からすると超大ニュースです。
なんとついにAdobe無しでDXVに動画を変換できるようになりました!やったー!
Resolume6.1.1をインストールするとAlleyも一緒に勝手にアップデートされます。
アップデートしたAlley、右上に「Convert」というタブができています。
■使い方
超簡単でした。
・ファイルを読み込む
・下の「Convert X File」を押すと設定が出てくる
・Queue X Fileをクリックするとコンバートが始まる。
おわり。
超簡単。
というかなぜ今までこれが無かったのか。
エンコードしたファイルは同じディレクトリに追加されますが、右クリックから「Show in Explorer」でもOKです。
作成したファイルは「元ファイル名_DXV_〈品質〉〈透過〉.mov」で保存されます。
これだけでResolume6.1.1にVersionUpする価値がありますね。
もし、前のVersionで運用したい場合は個別インストールも可能です。
試してみてください。
■参考記事
Resolume公式ブログの記事:https://resolume.com/blog/17678/resolume-6-1-1-amp-dxv-video-conversion-with-alley-2-0
Resolume公式コミュニティの記事:https://resolume.com/support/en/conversion-with-alley