VJ Resolumeエフェクトメモ。今回はFragmentについて紹介します。
概要
Fragment(フラグメント)は断片を意味する言葉です。
このエフェクトは画をいくつかの断片のように分割して表示します。Tileとの違いは放射状に元の画を増やしていくことです。
ダッシュボードの画面
Fragments:
基準は0.30です。最低0、最高は1.00です。
0方向に数値を変更すると分割数を減少します。
1方向に数値を変更すると分割数を増加します。
素材は放射状に増加されていきます。
全て乗算されていくので素材によってはきれいな絵になります。
Distance:
基準は0.05です。最低0、最高は1.00です。
0方向に数値を変更するとブラー(垂直)を弱めます。
1方向に数値を変更するとブラー(垂直)を強めます。
それぞれぼやけたような画面の効果を得られます。
Width:エフェクトがかかる領域の幅を増やします。
Hight:エフェクトがかかる領域の高さを増やします。
Distance:
基準は0.55です。最低0、最高は1.00です。
0方向に数値を変更すると画が中心に寄っていきます。
1方向に数値を変更すると画が中心から離れていきます。
Rotation:
基準は0です。この数値を変更するとそれぞれの断片が中心を中央として回転します。
FragRotation X/Y/Z:
基準は全て0.5です。この数値を変更するとそれぞれを3Dレイヤーとして扱いXYZそれぞれで回転を行います。
実際に使った画面
※下のプレビューが元の素材です。
使用例
このエフェクトは
・Fragmentを二つ用意
・二つをAutopilotで連結
・1つ目のFragmentsを以下のように設定
※FragRotationXに対してBeatコントロールを使い、envelopeを設定します。
・2つ目のFragmentsを以下のように設定
※上とほぼ同様。FragRotationYに対して設定
という風に作ってます。